年金受給権のない方（加入者期間10年未満）

年金受給権を得るために必要な加入者期間

• 年金の受給権を得るためには一定の加入者期間が必要です。
• 一定の加入者期間に満たない場合は年金は支給されず、加入者期間/退職事由/在籍している会社のグループ区分に応じて脱退一時金が支給されます。

• 上表の加入者期間を満たしていない場合は、退職時に脱退一時金として受け取ることができます。

脱退一時金の受取方法

• 退職時の脱退一時金は「一時金」で受け取る以外に「他の年金制度へ移換」または「保留」を選択することができます。
• 一時金かかる税金ついては、「企業年金の税金」を確認して下さい。

他の年金制度への移換

• 年金受給権のない場合には、企業年金連合会やiDeCoまたは転職先の年金制度に個人別年金資産を引き継ぐことができます。これを企業年金のポータビリティといいます。
• ポータビリティの詳細につきましては、「年金制度の移換について」をご参照ください。

他の年金に移換できる条件は下図

受取方法の選択

• 手続き申請後は選択した内容（①一時金　②移換）を変更することは不可。
• 一時金を選択した場合の振込日は、退職月の3ヶ月後の１日（各事業所でご案内されている期限までに退職手続きが不備なく完了している場合）
• 手続は、基金のWebシステム（PLANETS）において行うため、事前に利用者登録が必要です。過去に、年金原資額照会用に登録をされた方は、同じID、パスワードが利用できます。
• 手続きにつきましては、会社からの案内にしたがい、 PLANETS （退職時手続きシステム）をご利用ください。

※ PLANETSを使用できる環境がない場合は、紙書類で手続きしてください。

退職手続き完了後に送付される書類

• 退職した月の翌々月の末日までに基金から受給に関する書類が送付されます。送付さえる書類の内容は、受取方法によって異なります。